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ブドウ初の10億円突破/出荷量最多、輸出も3倍/JA阿新

2016.1.11

JA阿新ぶどう部会は、ブドウ「ピオーネ」を中心とした2015年産の販売実績で10億円(税込)を突破しました。産地化から27年越しの悲願達成。出荷量が過去最多となった他、台湾向けに前年の3倍以上の輸出をしました。田中邦男部会長は「これを機に良いものを作って高く売るブランド力の発揮や、後継者の育成にあらためて力を結集し、産地を維持していきたい」と先を見据えます。

研修農場を管理し後継者育成に意欲を見せる田中部会長(左)ら
研修農場を管理し後継者育成に意欲を見せる田中部会長(左)ら

15年産は314人が86haで栽培。露地物を中心に9月上旬から11月中旬まで東京や大阪などに出荷しました。JAの担当者は「大粒のボリューム感や食味といった、産地ならではの商品性の高さに市場からの引き合いが強く、消費者の満足度も平年以上に高かった」と振り返ります。

出荷量は前年比15%増の1235tで、うち約100tを台湾に輸出しました。露地物の出荷が集中して市場相場が下がる9月下旬から10月上旬に、台湾でトップセールスを行うなど販売促進にも努め、㎏単価は前年を1割上回りました。

栽培の先駆けの一人である吉岡朝晴さんは「JAを軸に生産者がまとまり、品質向上や系統出荷に取り組んできた努力が実を結んだ。今後の糧になる」と喜びます。