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特産トマト作りませんか/規模拡大や就農サポート/JA阿新トマト部会

2016.3.2

JA阿新と同トマト部会は、地域特産である夏秋トマトの出荷拡大に向け、生産基盤のてこ入れに乗り出しました。シーズンを前に開いた講習会では農産物直売所の出荷会員にも参加を呼び掛け、規模拡大や収量増に向けたノウハウなどを共有しました。補助事業などで施設整備を支援する他、栽培団地を整えて新規就農者の受け入れも進めます。

共同育苗施設で始まった種まき。農家の苗作りを引き受けています。
共同育苗施設で始まった種まき。農家の苗作りを引き受けています。

部会は生産者の高齢化が進む中、安定した出荷量を確保するため、県や新見市など関係機関とも連携して官民一体で担い手育成を急いでいます。来年の春には約1㌶の栽培団地を整え、新規就農者らの入植を進める計画です。ハウスや養液土耕設備などの導入には、施設費の2分の1以内を助成します。

2月18日に開いた講習会には、農産物直売所の出荷会員を加えた90人が参加しました。組織の枠を超えて情報や技術を広く提供することでトマトの作付けを誘導。産地の新たな担い手になってもらい、市場への出荷につなげます。今年は農家75戸で8㌶の生産を目標に掲げており、3月1日には共同育苗施設で種まきを始めました。この4月からは東京からIターンして就農を志す青年1人を実務研修に受け入れます。

橋本澄男部会長は「部会に加入すればさまざまなサポートがある。新規栽培や規模拡大で活用し、産地の担い手になってほしい」と呼び掛けます。