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Iターン就農へ研修中/トマトやブドウなど6人

2016.6.2

新見市で地域特産のトマト、ブドウ「ピオーネ」、リンドウの新規就農を志すIターン移住者たち6人が今年度、実践的な研修に入っています。JA阿新の生産部会などのベテラン農家からアドバイスを受けながら農作業に汗を流し、栽培技術や経営ノウハウを習得中です。JAや行政などから手当支給や農地確保などの支援も受け、1年後や2年後の独り立ちを目指します。

6人は県や市が都市部で開く相談会などを窓口に就農に興味を持ちました。農業や田舎暮らしに希望を膨らませ、サラリーマンから転職。昨年度までに東京や大阪などから家族とともに移り住み、県の就農支援制度などを活用して新たな一歩を踏み出しました。

この内、トマトで就農を目指しているのが東京都出身の鎌田茂さんです。2年前に産地を見学するオリエンテーションに参加。農家の熱心さや手厚い支援態勢などの安心感が就農の決め手となったといいます。体験研修を経て、この春から同JAトマト部会の橋本澄男部会長の元に毎日通い、畑の準備から苗の定植、肥培管理などの作業を実践しながら身に付けています。鎌田さんは「身近に農業がある暮らしが憧れだった。食べ物を自分で作れる農業の素晴らしさを産地の一員として受け継ぎ伝えていきたい」と意欲を燃やします。橋本部会長は「新たな仲間が増えてありがたい。来年の春には栽培団地も整うので新規就農の呼び水にしたい」と期待を込めます。

JA営農指導員からアドバイスを受け、トマト栽培を実習する鎌田さん夫妻
JA営農指導員からアドバイスを受け、トマト栽培を実習する鎌田さん夫妻