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リンドウで新規就農へ地域に溶け込む

2016.6.2

新見市で特産切り花「リンドウ」の新規就農を目指して研修中の池川博泰さんが、JA阿新花卉部会の期待を集めています。夢をかなえようと意欲満々で、県外からのIターンでは初の若手農家の誕生になるからです。移住して2年目を迎え、メンバーと一緒に農作業に汗を流すなど地域にもすっかり溶け込みました。

香川県出身の池川さんは昨年、会社を辞めて縁のない同市へ単身で移り住みました。部会をはじめ地元農家の温かい歓迎を受けて一歩ずつ前進し、この春には住居や農地の確保にもこぎつけました。今は県と市の就農支援制度を利用し、栽培に必要な知識や技術の習得に余念がありません。来年から独立し、将来は産地で最大規模の50㌃の経営を描きます。

5月下旬には新規栽培を見据え、部会の仲間25人からアドバイスや激励を受けながら苗の定植作業を実習しました。池川さんは「この土地の温かい人柄に感激した。一人ではないという心強さと身の引き締まる思いを胸にしっかり勉強し、夢をかなえたい」と力を込めます。副部会長の吉岡寅夫さんは「右も左も分からない中で不安はあるだろうが、部会をあげてサポートする。経営を早く軌道に乗せ、よきパートナーを見つけてこの土地に根づいてほしい」と激励します。

JA阿新花卉部会の農家からアドバイスや激励を受けながら苗の定植作業を実習する池川さん(右から2盤目)
JA阿新花卉部会の農家からアドバイスや激励を受けながら苗の定植作業を実習する池川さん(右から2番目)