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売れる野菜作り学ぶ/直売講座が女性に人気/新たな担い手として期待

2016.6.8

JAが直売向け野菜の生産者を育成するために開く、直売チャレンジ講座が女性に人気です。ベテラン農家の畑を教材に、地域に根ざした技術を土づくりからみっちり学べます。今年の講座は5月下旬に始め、受講生は「直売に生きがいを見出したい」「おいしい野菜をたくさん収穫できるようになりたい」と意欲をみせ、出荷者が高齢化する中、新たな担い手として期待がかかります。

この講座は昨年から開いています。秋まで6回の実習を通じて家庭菜園からのワンランクアップを目指し、売れる野菜作りに必要な栽培技術や販売ノウハウを身に付けます。テキストでは学べない、ベテラン農家が経験で培った知恵や工夫なども学べると好評で、昨年は講座で自信を付けて新規会員になった女性も多くいます。

最初の講義には女性を中心に12人が参加。畑の土づくりのコツを教わった他、トウモロコシの種まきやキュウリの誘引・仕立てなどに汗を流しました。一連の講義では袋詰めや値付けまでする計画で、講師を務めるJAふれあい市場美穀支部の藤澤清支部長は「消費者の手に取ってもらうためには見た目や味も大切。安全安心でおいしい野菜を育てて少量からでも出荷してほしい」と目を細めます。

直売チャレンジ講座でベテラン農家から栽培技術を学ぶ女性
直売チャレンジ講座でベテラン農家から栽培技術を学ぶ女性