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農福連携で障害者の活躍を応援/JA施設に健康の森学園アンテナ店オープン

2016.7.6

JA阿新は、農業と福祉の連携を通じて地域交流を広げます。Aコープ店前に休憩所を整備し、7月6日には社会福祉法人健康の森学園がアンテナ店「森のおみせ」をオープンさせました。知的障害者の自立支援に向けた体験・就労の場として、園内で生産する農畜産物や手芸品などを対面販売します。JAの山本日吉司組合長は「この施設に大勢の人が集い、園生が益々活躍できるよう願っている」と期待を寄せます。

同学園は就労生活の意欲を高めようと市内への出店を検討中でした。JAはこの春、支所購買店舗の統廃合を実施し、これに伴う遊休施設を地域のために有効利用したいと考えていました。双方の間では、農畜産物の生産販売や障害者雇用などでこれまでも連携しており、地域住民の休憩施設を兼ね、アンテナ店での利用を働きかけました。

同学園には支援施設と学校があり、農業を中心とした作業を通じて障害児や障害者の自立を目指しています。店舗には、旬の新鮮野菜やシイタケ、花き、鶏卵、ハーブの手芸品、廃油石鹸、かわいい絵柄の軍手など、園生が実習や訓練活動で生産したものばかりが並びます。中でも乾シイタケは、全国の品評会で毎年のように上位入賞するなど品質の高さに定評があります。支援員は「買い物客にリピーターになってもらえるよう農家やJAに学びながら商品に磨きをかけ、利用者が自立生活を送れるだけの売り上げを確保したい」と展望します。

開店を祝う関係者
開店を祝う関係者

オープニングで園生代表の西江佑太郎さんは「自分たちの活動展示や丹精込めて育てた生産物を販売するので、ぜひ立ち寄ってほしい」と思いを伝えました。野菜やシイタケなどが人気を集め、買い物客は「商品から温もりを感じられ、園生のひたむきな姿に元気をもらえた。次回が楽しみ」と笑顔をみせました。

同学園の岡田壽学園長は「JAをはじめ関係者の支援を受け、念願の開店にこぎつけた。地域住民の交流が広がり楽しんでもらえる店にしていくので応援してほしい」と述べました。

アンテナ店の営業は、毎週水曜・金曜の午前10時から午後4時です。

アンテナ店で買い物客とふれあいを深める健康の森学園の園生
アンテナ店で買い物客とふれあいを深める健康の森学園の園生