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乾シイタケ林野庁長官賞/障害者の就労意欲に/健康の森学園が2年続けて

2016.7.7

社会福祉法人健康の森学園が生産する原木栽培の乾シイタケが、今年のJA全農主催の品評会で昨年に続き林野庁長官賞に輝きました。障害者の就労の場として利用者21人が汗水を流して地道に働いた成果が実を結びました。次こそは目標の農林水産大臣賞を獲得しようと意欲満々で、来年の春はハウスを増設して新規植菌を2500本に増やして生産拡大を目指します。

受賞を喜ぶ健康の森学園の園生たち
受賞を喜ぶ健康の森学園の園生たち

同園はほだ木1万本を広大な山林の中で管理し、ジャンボシイタケで知られる農協種菌「115」を柱に栽培。JA阿新を通じて農産物直売所や市場に1年を通して出荷しています。売り上げは利用者の工賃になるため、品質や収量を高めようと日々努力を続け、夏場も発生操作に余念がありません。

今年の共進会には大葉厚肉の部に出品。シイタケの一つ一つにビニール袋をかぶせ、気温や湿度の変化に合わせて開閉を繰り返し、細やかな散水管理も施しました。それでも、近年は暖冬の影響で葉が大きくなりにくく、上質品の安定生産に苦労したといいます。

岡田壽学園長は「社会から評価を受けることが利用者の大きな自信につながり、生産の原動力になっている」と意義を話します。