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ピオーネを全国へ届けたい/盆需要に応え販路拡大/加温物で先陣

2016.7.25

JA阿新と同ぶどう部会は、今シーズンのブドウ「ピオーネ」の先陣を切り、加温ハウス物の出荷を本格化させています。県内産地間のリレーを通じて首都圏などの盆需要に応え、初物として広告塔の一翼を担います。9月中旬に出荷が始まる主力の露地物の販路拡大に向けた呼び水として期待がかかり、昨年以上の販売額10億円超を目指します。

部会は農家7戸が1・4㌶で加温栽培に取り組みます。房のボリュームなどで市場の評価が高く、夏場から販売できる加温ハウス物への引き合いが強まっています。生産量は30㌧ほどで、県内他産地との連携や大手スーパーのイオンとの契約販売などで販路を確保します。

昨年は首都圏にも仕向け、9月中旬から始まる露地物に弾みを付けました。東京太田市場にシーズンを通して前年の倍の450㌧を出荷し、単価の底上げにつながりました。JAの二摩一正代表理事専務は「農家の努力が報われ、農業生産の拡大につながるよう有利販売していく」と意気込みを見せます。

今年の加温ハウス物は、色づき良好で糖度が高く、平年並みの品質と収量を確保できました。7月22日から8月12日まで出荷し、㌔単価2000円超を見込みます。田中邦男部会長は「産地間の連携で主力の露地物につなぎ、丹精込めて育てたピオーネを全国へ届けていきたい」と話しています。

加温ハウス栽培ブドウ「ピオーネ」の有利販売に期待を寄せる女性農家
加温ハウス栽培ブドウ「ピオーネ」の有利販売に期待を寄せる女性農家

写真=加温ハウス栽培ブドウ「ピオーネ」の有利販売に期待を寄せる女性農家