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朝市で住民とつながり/地産地消けん引/ふれあい市場・駅前支部

2016.7.25

JA阿新が運営する農産物直売所「ふれあい市場」で、出荷会員グループ駅前支部が地産地消のけん引に活躍中です。売り場であるJAあしん広場やAコープあしん店に近い好立地を生かし、新鮮な地場産の品ぞろえに一役買うだけでなく、定期的に朝市を催して住民との連携を強化し、地域活性化にも貢献します。7月16日には夏野菜や手作り加工品などの対面販売を通じて店頭に笑顔が広広がりました。

地域住民との会話を楽しみながら、新鮮野菜などを販売している駅前支部の朝市
地域住民との会話を楽しみながら、新鮮野菜などを販売している駅前支部の朝市

同支部は会員54人が新見市街地近郊の小さな畑を活用し、少量多品目の野菜作りに励んでいます。直売所の開設から20年を迎え、女性や高齢者が小規模な農業に活躍できる場として定着しました。自分たちの店という意識を持ち、「買ってもらえるものを作ろう」と工夫を凝らしています。

朝市は夏野菜の出荷が本格化するのに合わせて毎年、開いています。地域住民とのふれあいを通じて生産者と消費者の顔の見える関係を築き、地域の食と農業を身近に感じてもらうためです。支部長の田村武士さん(80)は「仲間や買い物客から刺激を受けながら野菜作りに磨きをかけ、協同活動の輪を広げたい」と張り切ります。

今年の朝市には、トマトやカボチャ、キュウリ、ナス、インゲンなど朝採れの新鮮な野菜や切り花など約30品目が集まりました。会員10人が店頭に立ち、買い物客と会話しながらおすすめの品目や食べ方を提案したり、会員同士で栽培技術や品種、作付け計画を相談したり、生産意欲を高め合いました。

18品目を出荷した千原あつ子さん(75)は「買い物客から声を掛けてもらえるのが楽しみ。朝市は直売所に出荷するだけでは味わえない、人とつながりを持てる」とやりがいをみせます。買い物客は「顔なじみの農家ばかりで自然と会話が弾む。隣近所からおすそ分けしてもらっているようでありがたい」と満足していました。