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リンドウ前倒し出荷/100万本へ品質良好/JA阿新花卉部会

2016.8.11

JA阿新花卉部会が生産する、特産切り花「リンドウ」の出荷が早く進んでいます。盆の需要に合わせ、8月上旬にピークを迎えるよう作型を整えているものの、今年は平年より2週間早い前倒しとなりました。農家は「品質が申し分ないだけに残念。肥培管理に努め、彼岸に向けて巻き返したい」と目標の100万本出荷に奮起します。

今年は農家26戸が4㌶を栽培し、6月中旬から出荷を始めました。生育が早まった要因をJAの営農指導員は「春先からの気温が高めに推移した影響だろう」と分析します。それでも台風がなく、昼夜の温度差に恵まれ、花の色づきやボリュームが良好で、真っ直ぐな切り花に仕上がりました。出荷は10月いっぱい続く見通しで、8月11日までに前年を5万本上回る50万本を突破しました。

JAの選花場では盆前のピーク時に日量5万本を機械選別し、大阪、岡山、広島の各市場に出荷しました。仏花の定番である紫色の他、白とブルーを織り交ぜた「パステルベル」、透き通るような純白の「ホワイベル」といった夏の涼やかさを演出する花色も人気を集めました。12㌃を栽培する農家は「きれいで立派な花が咲いた。日持ちがするのでアレンジメントにも飾ってほしい」と話します。

リンドウ「パステルベル」をJA選花場に出荷する農家
リンドウ「パステルベル」をJA選花場に出荷する農家