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ピオーネ粒揃い/輸出視野に10億円超へ/香港でトップセールスも

2016.9.9

粒揃いのピオーネを確かめる田中部会長(左)とJAの二摩一正専務
粒揃いのピオーネを確かめる田中部会長(左)とJAの二摩一正専務

JA阿新と同ぶどう部会が出荷する「ピオーネ」がこれから本番を迎えます。夏の加温物で順調な滑り出しを切り、9月9日からは主力の露地物が出始めました。昨年以上に色づき良好で甘みが強く仕上がり、台湾だけでなく香港での販路開拓も視野に東京、大阪、広島、姫路、岡山の各市場に計1200トンを出荷する計画です。昨年に続く販売額10億円の突破を目指します。

今年は農家314戸が特有の石灰岩地形に広がる水はけのよい畑を中心に86ヘクタールを栽培。シバやカヤを畑に敷き詰めて灌水に努め、夏場の高温への対策を励行しました。粒の大きさは昨年より若干小ぶりですが、盆以降の昼夜の温度差を受け、濃厚でジューシーな味わい、芳醇な香りに仕上がりました。田中邦男部会長は「平年以上においしいピオーネを届けられる。たくさんの人に食べてもらい、ファンを増やしたい」と期待を寄せます。
香港での販路開拓には初めて取り組みます。富裕層の需要が見込めるものの、「ピオーネ」の認知度が低いため、新見市やJAびほくなどと連携して出荷の最盛期にトップセールスを開きます。前年産では台湾への出荷量を3倍に伸ばし、販売10億円突破の足掛かりとなりました。輸出拡大に弾みを付け、所得増大につなげたい考えです。JAの山本日吉司組合長は「10億円産地にふさわしい品質の揃ったピオーネを出荷し、ブランドを維持していきたい」と意気込みをみせます。

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