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リンドウ染め 高級弁当に花を添える/JA阿新花卉部会が製作

2016.10.1

JA阿新花卉部会は切り花リンドウを活用した草木染めの技術を確立し、特産加工品を作り出しています。従来のスカーフやストールの商品化に加え、この秋には新見市が地元の豊かな食材ばかりを料理に収めて限定販売する、1個8万円のプレミア弁当「A級の宝箱」の包みになりました。特産品の知名度アップと地域の魅力発信に期待がかかります。

部会は冷涼な気候を生かしてリンドウ4haを栽培。西日本最大の産地として、生産量、花の色や種類、ボリューム、日持ちの良さなど市場から高い評価を受けています。仏花にとどまらないさまざまな活用ができ、その魅力を伝えようとアレンジメントを提案したり、染物の特産品開発を進めたりしてきました。

リンドウ染めは、切り花から花びらだけを摘み取り、染料を取り出して布を染める技術です。9月27日には、農家と地域住民ら17人が集まり、弁当包みとスカーフを染めました。淡い紫やピンク、うぐいす色など上品に仕上がり、女性の参加者は「リンドウに愛着を感じる。地域特産を応援したい」と笑顔で話しました。

奥山亮副部会長は「新鮮で良質な切り花をふんだんに使い、手間暇かけて染め上げた。地域が誇る弁当に花を添えられ、リンドウの魅力を知ってもらえたらうれしい」と思いを込めます。

リンドウで染めた弁当包み
リンドウで染めた弁当包み