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農家にあこがれIターン/子に誇れる農業したい/研修生

2016.12.7

農家に教わりながら、収穫後の畑を片付ける野田山さん(左)
農家に教わりながら、収穫後の畑を片付ける野田山さん(左)

大阪府から家族4人で新見市に移り住んだ野田山裕一さん(47)は、ブドウ「ピオーネ」の新規就農を目指す研修生です。来年春からの独り立ちに向け、地元農家に教わりながら畑の準備や生産技術の習得に励んでいます。「この道を選んで良かった」とサラリーマンからの転身に迷いはなく、憧れの農家になろうとひたむきに一つ一つの作業と向き合っています。

農業とは縁遠い都会で暮らし、自然の中で物を作る農家の仕事ぶりをうらやましく感じました。貸し農園や専門学校に通って農業を体験し、楽しさや可能性を実感。新農業人フェアに参加し、新見市の就農実績や事例などにふれ現実的な確信を得ました。

県と市、JAからの給付金に加え、地元農家の支えも受け、2年間の研修をスタート。この冬には良質なブドウ作りに欠かせないカヤ刈りやシバかきの作業を初めて経験し、この土地に息づく自然環境と共生する農業を学びました。野田山さんは「おいしいブドウを作れるようになるのが目標。子どもに誇れる農家になりたい」と心を躍らせます。