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ネットで魅力発信/参入仲間が増えてほしい/新規就農の古川さん

2015.4.6

スマートフォンを使い、「新見で楽しむブドウ作り」を畑から発信する古川さん夫妻
スマートフォンを使い、「新見で楽しむブドウ作り」を畑から発信する古川さん夫妻

新見市にIターンで新規就農した古川大輔さんと妻の夏子さんは、ブドウ作りの体験や感動、地域の魅力を、県外移住者の視点でインターネット発信しています。2014年度は共励会に出品した「ピオーネ」が県知事賞に選ばれるという栄誉を果たしました。古川さんは「自分たちに続く仲間が増えてほしい」と願っています。

古川さんは大阪市のIT関連会社に勤めていましたが、自営独立を目指して一念発起。高品質のピオーネを作る気候風土に恵まれた、新見市に移り住みました。JA阿新ぶどう部会の仲間に入りし、先輩農家から「目の前の作業に集中して一つ一つこなして」と助言を受け、50㌃の畑をゼロから整えました。当初は経験のない冬の寒さなどに戸惑い、ブドウ棚に掛けたビニールシートが強風のあおりで吹き飛ばされたこともありました。天候によって仕事ができない日があっても、それを受け入れるのが農業と気付き、丸4年を迎えた今では自然と向き合う暮らしを楽しめるようになったといいます。

「古川ぶどう園」のホームページやフェイスブック(会員制交流サイト)では、ブドウの成長や農作業の他、美しい自然や隣近所との心温まるコミュニケーションなどを日々伝えています。それを見て都会から農作業を手伝いに来てくれたり、海外からホームステイに訪れたりと、交流が広がりつつあります。

古川さん夫妻は「人を笑顔にできる農業」にやりがいを感じています。「感動を与えられるピオーネを作りながら、時間がゆっくり流れる新見の心地よい暮らしをアピールしていきたい」と新たに参入してくれる仲間を待っています。