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会食や茶話を楽しんで/園生が心温まるもてなし/森のおみせ・カフェオープン

2017.2.9

社会福祉法人「健康の森学園」がJA阿新の空き店舗を活用して運営する直売所「森のおみせ」で、園生が心温まる喫茶サービスを始めました。挽き立てのコーヒーの他、学園内で生産するヒメノモチのぜんざいやシイタケをふんだんに使った豚汁など季節に合わせたメニューでもてなします。サービス開始から1か月ほどですが、高齢者ら地域住民の憩いやふれあいの場としてコミュニティーが広がりつつあります。

社会福祉法人・健康の森学園「森のおみせ」で働く園生。挽き立てのコーヒーなど喫茶サービスを始めました。
社会福祉法人・健康の森学園「森のおみせ」で働く園生。挽き立てのコーヒーなど喫茶サービスを始めました。

同直売所は、支所統廃合で空いた購買店舗を地域のために有効利用してもらおうとJAが整備しました。Aコープ店の買い物客の休憩所として開放するとともに、農業を通じて障害者の社会参加を目指す同園の販売実習や就労の場として提供しています。昨年7月から水曜日と金曜日の週2日、園生が自ら売り場に立ち、訓練作業で育てる農産物や工芸品を対面販売しています。

店内には平飼いの鶏卵や低農薬で育てた野菜、廃油で作った石鹸の他、全国品評会で名をとどろかせた品質の高いシイタケなど特色ある生産物が並びます。開設から半年を迎え、固定客やボランティアが増えるなど地域に浸透してきました。園生の西江佑太郎さんと植木貴弘さんは「お客さんに顔や名前を覚えてもらえ、『おいしかったよ』と声を掛けられるとうれしい」と表情を輝かせます。

喫茶店オープンはJAが全面協力しました。接遇マナーを学びながら就労生活への意欲を高めたい学園の希望に応えました。Aコープ店の買い物客や地域住民が気軽に立ち寄って会食したり、お茶を飲みながら会話を楽しんだりできる場として利用を進めます。女性客の一人は「家に閉じこもっているより買い物に出かけ、人と話しているほうが元気になれる」「知らない人とも自然と会話が弾む。新しい友達ができた」と楽しみにします。JAの山本日吉司組合長は「人と人とのつながりを感じながらいきいきと安心して暮らせる社会づくりに貢献したい。サロンのように誰でも立ち寄れる場になってほしい」と期待を寄せます。

Aコープあしん店前で水曜日と金曜日の週2日営業している「森のおみせ」
Aコープあしん店前で水曜日と金曜日の週2日営業している「森のおみせ」
Aコープの買い物客や地域住民の憩いとふれあいの場としてコミュニティーが広がっています。
Aコープの買い物客や地域住民の憩いとふれあいの場としてコミュニティーが広がっています。