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めざそう園芸20億円/過去最高の販売弾みに/生産者大会で結集

2017.2.20

JA阿新は28年度の園芸品目で過去最高の16億8000万円を販売できる見込みです。主力のブドウ、桃、トマトなどの販売が概ね順調で、“8桁農業”を実現した農家は過去最多の17人にのぼりました。改革実践の柱である営農相談センターを拠点に収量増と品質向上、生産資材価格の低減と新たな販売方式の導入を進め、20億円産地を目指します。

感謝状を受け取り、産地けん引に意欲をみせる農家
感謝状を受け取り、産地けん引に意欲をみせる農家

果樹はブドウや桃の出荷量が前年を下回ったものの、品質や食味が良好だったことから贈答用で人気があり、平均単価が2割高となりました。ともに前年を上回る販売実績となり、ブドウは10億円の大台を突破しました。次年度は桃部会設立50年、ぶどう部会設立30年を機に一層の飛躍を誓います。

この他、シイタケやダイコンの販売高が前年を大きく上回りました。特に乾シイタケがキロ5000円を超える高値に支えられ、前年の5割アップとなりました。トマトはほぼ前年並みを維持し、この春にはリンドウと合わせて新規参入した若者が栽培を始めるなど新たな担い手に期待がかかります。

2月15日に生産者大会を開き、農家をはじめ市場や行政など関係者280人が産地振興に向けて意思結集。特に優秀な成績を挙げた農家138人の努力を称えるなどして次年度の目標17億2000万円の達成に意欲を高めました。ぶどう部会の田中邦男部会長は「消費者に喜ばれる農産物を愛情込めて作り、安定経営と産地維持につなげよう」と意気込みを述べました。

JAの山本日吉司組合長は組織改革を布石に「よい物をたくさん作れば市場販路が拓ける。新たにJA間連携による直販にも取り組みながら生産拡大を進め、地域を活性化したい」と展望します。