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生産資材の処分まで任せて/購買・販売一体で農家支援

2017.3.21

JA阿新は、生産資材の提供から使用後の処分まで責任を持って対応しています。肥料袋や施設園芸用の被覆ビニール、農薬の空容器などを一斉に集め、業者に処分を委託。10年以上になり、安全安心な農産物の生産を担保するJAならではサービスとして定着しました。生産資材の価格低減を進めるだけでなく、農家が安心して生産・販売に取り組めるよう支援しています。
使用済み生産資材は、産業廃棄物になるため、農家が個人の責任に基づいて適正に処理することが義務付けられています。ただ、農家個々では手続きや費用の負担が大きいため、JAが一括して収集作業や事務を引き受けています。業者でかかった処分費だけを共同精算し、搬入量に基づいて農家に負担してもらう仕組みです。
資材の適正な処分は、GAP(農業生産工程管理)の取り組みにも位置け、各農家に徹底しています。店舗や講習会でも営農指導員が農薬の安全使用や効果的な肥料を提案するなど、営農指導と一体となった生産資材の提供に取り組んでいます。農家は「JAが勧める肥料や農薬は安心して使える」「処分まで引き受けてくれるのはJAだけだから助かる」と話します。今年は3月14日まで管内7か所で回収にあたり、プラスチックやビニール類25トン、農薬類2トンが集まりました。
JA農畜産部は「生産資材の価格の引き下げも必要だが、購買事業と販売事業が一体となったJAの強みを発揮し、農業生産を総合的に支えたい」と話しています。

使用済みのビニールや農薬などを集める職員
使用済みのビニールや農薬などを集める職員