旬の話題

野菜作り女性活躍へ/直売の楽しさ農家直伝/チャレンジ講座

2017.5.26

JA阿新は野菜を直売する楽しさを伝えようと、入門教室「直売チャレンジ講座」を開き、出荷会員の底上げを進めています。年6回の講習を通じて生産販売に求められる実践的なノウハウを身に付け、多品目野菜の周年出荷や会員の新規加入を後押しします。講座を機に出荷を始めた女性は「小規模でも自分に合った農業をしたい」「丹精した野菜が売れると家庭菜園以上にうれしい」とやりがいをみせます。

農家からニンジンの収穫を学ぶ受講生
農家からニンジンの収穫を学ぶ受講生

農産物直売所には少量から野菜を出荷でき、女性や高齢者が活躍中です。家庭での野菜作りも中心的な役割を担い、女性部は自ら講習会を開いて営農指導員から知識や技術を学ぶなど意欲満々です。直売を視野にこうした野菜作りの向学心や好奇心を育む場として、女性の声を生かして誰でも参加できる同講座を開設しました。営農指導員は「実習を通じて出荷を模擬体験し、自信をつけてもらいたい」と期待を込めます。

野菜を育てる楽しさと売れる喜びをダイレクトに感じてもらうため、経験豊かな農家が自らの畑で講師となり、実習をサポートします。土づくりや植え付け、肥培管理、収穫など実際に作業しながらアドバイス。消費者ニーズを踏まえた作付け計画や収穫後の水洗いや選別、袋詰め、値付けなど上手な売り方も伝授します。

3年目の今年は10人が受講します。5月19日に第1回目の講座を開き、女性の受講生(67)は「健康作りを兼ねて家庭菜園の腕を磨き、出荷できるようになりたい」と笑顔をみせました。講師を務める藤澤清さんは「見た目がよくおいしい野菜を消費者の立場になって作ってほしい」と助言しました。
写真=農家からニンジンの収穫を学ぶ女性