旬の話題

新見A級グルメ「ピオーネ」出荷/加温物で産地30年に弾み

2017.7.27

JA阿新ぶどう部会は、“新見A級グルメ”を代表する特産ブドウ「ピオーネ」の出荷で好調なスタートを切りました。主力の露地栽培に先行する加温ハウス栽培物が大粒で真っ黒に色づき、芳醇な味わいに仕上がりました。産地の先駆けである新見市豊永地区の中核農家7戸が手掛け、部会の設立から30年目のシーズンにふさわしい販売を展開したいと意気込んでいます。

30年目の出荷シーズンが始まり、喜びの表情をみせる農家

部会は新見市内で80haを生産します。この内、加温ハウス栽培は1.4haほどですが、ひと足早く出荷シーズンの到来や出来栄えを告げる広告塔の役割を担います。今年は2月末から開花前の4月にかけて気温が低めに推移したものの、コストよりも品質を優先し、暖房機で室温を丁寧に調整しました。

出荷は7月21日に始めました。8月11日まで加温物で大阪、姫路、岡山の各市場のニーズに応え、9月10日頃から露地物で東京や広島などにも販路を広げ、シーズンを通して出荷量1200トン、販売10億2000万円を目指します。田中邦男部会長は「品質は上々で、甘みが強く味は申し分ない。過去最高の販売となった昨年の実績を維持できるようしっかり出荷したい」と先を見据えます。

目ぞろえ会にはJAの二摩一正専務も出席し、「地域にとって主要な品目であり、東京や香港でトップセールスを展開するなどJAが先頭に立って販売促進していく」と力を込めました。