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千屋牛「もんげー味噌」/東京人気で地元販売も/新見高校

2017.8.4

岡山県立新見高校は、地域特産「千屋牛」を活用した肉みその製造と販売を本格的に始めました。東京にあるアンテナ店「とっとり・おかやま新橋館」で昨年、販売実習し、牛肉のうま味とピリ辛の風味がごはんによく合うと好評でした。地元からの要望に応え、市内では7月下旬に初めて売り出しました。

販売実習で試食を振る舞う生徒

同校の生物生産科は、地域の主要産業の一つである和牛の繁殖を学びます。その一環で古くから産地に伝わる高度な調教技術「牛の碁盤乗り」も継承しています。そこで和牛のふる里をアピールできる新たな商品の開発を目指し、従来から人気だった鶏肉を使った「元気みそ」を牛肉でアレンジ。食品製造の実習を通じて3年がかりで商品化にこぎつけました。

新商品は、同校で生産するシイタケの他、ニンニクやショウガ、ゴボウ、セロリなど7種類のスタミナ野菜をみそと一緒に混ぜ込みました。米の消費拡大にもつなげるため、ごはんのともになるよう味付けを工夫しました。アツアツのごはんや焼きおにぎりの他、野菜炒め、もろきゅうなどさまざまな食べ方で味わえます。
商品名は「もんげー味噌」で、岡山の方言で驚くほどおいしいという意味を込めます。価格も手頃な500円の設定です。秋の文化祭でも数量限定で販売します。
製造や販売に関わった生徒は「子どもから大人まで満足してもらえる味になった」「試食販売でPRし、新たな名物にしたい」と手応えをみせます。

千屋牛のうま味とピリ辛の風味がごはんによく合う「もんげー味噌」