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うまい米作りへ奮起/独自施肥で栽培実証/食味コンや感謝状も

2017.8.21

JA阿新水稲担い手部会は、良食味米の生産振興に結集して取り組んでいます。「食味向上プロジェクト」が2年目を迎える今年は、独自の施肥設計の効果を確認する他、全国コンテストに「コシヒカリ」で応募します。8月18日に総会を開き、会員ら120人が集まり、食味コンテスト表彰や感謝状贈呈などを通じて今年産の出荷量6万俵の達成に生産意欲を高めました。

感謝状を受け取る優績農家

同プロジェクトでは、昨年に続き会員11人の圃場で食味と生産資材の関係を栽培実証しています。効果が期待される土壌改良資材や中間追肥を施用。この秋に収穫する「コシヒカリ」「きぬむすめ」「あきたこまち」の各品種の食味値などを調べます。

昨年は会員が生産した「コシヒカリ」が全国コンテストで入賞するなど産地の機運も高まっています。総会では前年産の食味値が高かった10人を褒賞。これに加えて優れた出荷実績を上げた農家31人、8組織の貢献を称えました。

今年は好天にも恵まれ、昨年以上の食味に期待がかかります。精度の高い実証データを集めて施用マニュアルを確立し、産地の食味の底上げにいかしていきます。小郷昌一部会長は「“新見A級グルメ”の一つにふさわしいおいしい米作りを確立したい」と力を込めます。

JAの山本日吉司組合長は「JAへの出荷が農家所得の向上につながるよう良質米の直接販売に力を入れるとともに、担い手農家でカバーできない水田はJAが引き受け、地域農業を維持していきたい」と展望します。管内では8月末から稲刈りが本格化します。