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農閑期の早割スタート/収穫後に次作分予約/配送業務を効率化

2017.12.4

JA阿新は、農業資材の早めの予約注文に限って価格を引き下げて提供する「早割」を始めました。従来は春に使う肥料・農薬は年末までに予約を受け付け、無料配送していましたが、今年はあぜ板や育苗箱、運搬棚なども農閑期に早めに準備をしてもらおうと、収穫後すぐに注文を呼び掛けました。繁忙期を避けた計画的な配送でコストを抑えたことで、2割前後の値引きを実現しました。

従来も肥料・農薬の予約注文分は、利用高に応じて奨励金が受け取れる制度を設けてきました。一昨年には自己改革の一環で配送業務をスリム化し、トラックを満載にして計画的なルートで各農家へ資材を降ろす仕組みに改めました。一方で農繁期に受注が集中し、配送業務に負担がかかっていました。

そこで、次作で必要な資材を特別価格で効率よく提供しようと、農閑期を使った予約注文に新たな提案商品を加えました。生産資材店舗のグリーンセンターが業者と交渉して予約品を選定。店頭展示だけでなく、ちらしを配って早めの注文を促し、通常価格より安くしました。農家からは「使うことがわかっている資材を少しでも安く注文できる」と好評です。宗金グリーンセンターでは「農閑期だからできる目玉商品を取りそろえ、春作業を見据えた早めの提案・相談ができるようにしたい」としています。

育苗箱や運搬棚の早期予約を呼び掛けている宗金グリーンセンター