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産地に若い力/就農かなえ地域定着/リンドウ、トマトの2人激励

2018.2.1

激励を受ける池川さん(左)と村斎さん

JA阿新花卉部会とトマト部会の若手2人が今春、地域農業の担い手として新たな一歩を踏み出します。新見市でリンドウ25㌃を栽培する池川博泰さん(30)、トマト10㌃を手掛ける村斎拓実さん(22)です。2年がかりで就業基盤を整え、地域に定着。その覚悟と将来性が認められ、2月1日に新見市や新見農業普及指導センターが開いた集いで激励を受けました。

香川県出身の池川さんは、営業マンから転身。各地を転勤するうちに「都会の空気に馴染めない。田舎で暮らしたい」と思いを募らせ、相談会をきっかけに移住しました。軽作業で一人でも切り盛りできる上、専業で営む同世代の先輩の存在も後押ししました。「部会の先輩やJAなどの支えがあり、この日を迎えられた。早く経営を軌道に乗せ、リンドウで生計を立てられることを知ってもらうことで1人でも多くの就農者を呼び込みたい」と決意を述べました。

村斎さんは、近所の農家でアルバイトに励み、収穫作業に達成感を覚えました。「空きハウスを斡旋してもらえ就農できた。今年は前年より作付けを増やし、生産拡大したい」と意気込みます。

集いでは、参加した農業者ら150人らが2人の前途を祝福しました。就業奨励金を支給した他、新見農業士会の田中邦男会長が「人口減少が著しい新見市の農業にとって新しい力が加わりうれしい。地域を引っ張っていける素晴らしい農家になってほしい」と激励しました。