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草間の桃を次代へ/”儲かる農家”の模範に/剪定(せんてい)作業に意気込み

2018.2.3

脚立に登り、桃の枝のせん定作業に追われる長岡副部会長

JA阿新桃部会の農家が産地の将来や今年の出荷を展望しながら、せん定作業に励んでいます。副部会長の長岡保義さん(69)もその一人で、後継者が育つ“儲かる桃作り”のモデル経営の確立に意気込み、約50本の木の枝一つ一つにハサミを入れています。今年は県が育成した有望品種への改植にも取り組み、おいしい桃の安定出荷を目指します。

部会は昨年、116tを出荷し、7300万円を販売しました。今年は60戸が22haを栽培。特に盆以降の出荷端境期に有望と判断した晩生「白皇(はくおう)」を、100本を目標に導入する計画です。長岡さんは作業分散を見込んで6本ほど導入する予定で、「一人でも切り盛りできる体系を確立し、効率よく出荷したい」と期待を込めます。

せん定は、今年の作柄につながるシーズン最初の重要な仕事です。2月末までに済ませた後、摘蕾、授粉、摘果、袋かけの順に作業を進め、7月中旬からの出荷を見据えます。長岡さん今年、JA出荷額500万円を目標に掲げます。農繁期に手が回らなくなるのが課題ですが、「作業の適期を逃さないようしっかり付いていきたい。台風など自然災害のない穏やかなシーズンを願っている」と奮起します。