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介助犬を知って伝えて/利用者が実演し啓発/JA共済・地域貢献活動

2018.2.3

藤原さんとパートナーの介助犬「ダイキチ」。床に落ちた1円玉を拾い、手元に届けます。

JA共済連岡山とJA阿新は、手足が不自由な人の生活をお手伝いする介助犬に対する理解を深めようと、1月29日、本郷小学校で啓発イベントを開きました。介助犬を必要とする人は全国に約1万5000人といわれているものの、67頭しか認定されていないなど、社会的な認知が低いためです。今回は県内最初の介助犬「ダイキチ」と利用者の藤原智貴さん(43)らが訪れ、児童らに実演を交えて暮らしぶりや役割を紹介しました。

実演では、「ダイキチ」が床に落ちた1円玉を拾ったり、携帯電話を探して手元に届けたり、上着を脱ぐのを手伝ったり、日常生活での役割を披露。藤原さんは「今までできないことができるようになった。家族に頼むのは気が引けるが、介助犬は何度でも喜んでしてくれる」と話しました。一方で社会の理解が進まないことに触れ、「多くの人に知ってほしい」と呼び掛けました。社会福祉法人日本介助犬協会の職員は「外で介助犬を見かけたら、触ったり、話し掛けたりしなで、やさしく見守って」と協力を求めました。

児童は「いろいろな人に話すことで介助犬が1匹でも増えてほしい」と話しました。

JAは共済事業を通じた交通事故被害者の支援活動の延長として、介助犬の育成・普及の支援に取り組んでいます。

携帯電話を探しあてる「ダイキチ」