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担い手に新技術導入/購入費助成や展示実演/ドローン窓口開設も

2018.3.7

JA阿新は、農業の生産性向上につながる新技術の導入を加速させています。果樹農家向けの機械の他、今春には液体散布用マルチローター「ドローン(小型無人飛行機)」の対応を新たに始めました。JAグループ岡山で取り組む助成事業を通じて導入を後押しするだけでなく、相談や手続きなども取り次ぎ、担い手の要望に応えます。

ドローン導入のための情報提供や相談にのった展示会

管内は山間部のため作業効率が低い田畑が多く、県域の担い手サポートセンターと連携して出向いて情報提供し、要望や課題を共有しながら低コスト省力化の検討を進めています。これまで助成事業を活用し、果樹農家の乗用型防除噴霧機(スピードスプレイヤー)や落葉の収集結束機(ロールベーラー)などの導入に結び付け、農閑期には点検整備も呼び掛けました。2月には新たに自走式肥料散布機の導入を進めようと、ほ場で実演し、肥料・堆肥の散布作業にかかる労力軽減やコスト削減の効果に農家の反響も上々でした。

ドローンは水稲農家から要望が寄せられていたものの、機体本体が高価な上、申請や報告などの手続きが複雑な点が導入の足掛けとなっていました。そこでJAが購入費用の3割を支援する助成事業の活用を働きかけ、免許取得から運行のための手続き、点検整備まで相談にのれる体制を整備。3月3日に開いた展示会で情報提供を始め、今後は防除作業の請負を農家に斡旋するなど支援を広げていきます。

ドローンの導入を決めた担い手部会員の柴原辰三さん(71)は「導入にかかる費用の助成や免許取得、アフターフォローまでJAに相談できる安心感が大きい。省力化しながら効率よく農業を続けたい」と期待を寄せます。