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カルストだいこん出荷/いい土で美肌つややか/新見市草間の農家4戸

2018.5.22

選果場で水洗いや箱詰めをして出荷する「カルストだいこん」

JA阿新大根部会が草間地区の気候風土で育む「カルストだいこん」が出荷の最盛期を迎えました。標高400mのカルスト台地に広がる畑で黒ぼくといわれるきめの細かい土壌を生かし、美しい白さに仕上がりました。JA選果場に整える専用洗浄機によって美肌に磨きをかけ、市場の評価も高い。

今年は農家4戸が春と秋に分けて5.5haを栽培。緑肥を畑にすき込み、土を丁寧に耕すなど土づくりに力を入れました。6月下旬まで安定出荷できるよう3月中旬から時期をずらしながら種をまきました。当初は気温変動が大きく生育のばらつきが心配されたものの、周期的な雨を受け、大きさ、品質ともによくまとまりました。

出荷はこれまでで最も早い5月18日に始まりました。農家は鮮度を損なわないよう明け方の涼しい時間帯を選んで収穫に専念。選果場で水洗いや選別、箱詰めをして福山、岡山、倉敷の各市場に送り、秋ダイコンと合わせて計300tの出荷を見込みます。21日には福山青果(株)の担当者が訪れ、「肌の白さに定評がある。近隣産地の地の利を生かして地産地消による販売に取り組みたい」と話しました。

小林幹夫部会長は「今年は畑から抜いた時に肌に土が残るが、洗浄機がきれいに落としてくれるので助かる。収穫作業の負担を減らせるよう工夫し、良いものをしっかり届けたい」と力を込めます。