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新芽の生命力いただく/山間の香りに一息/法曽で新茶摘み

2018.5.26

法曽茶業組合の農家が、ふるさとの茶を守ろうと奮起しています。高齢化が深刻になる中、収穫や製茶加工などを共同で作業。今年は帰省した後継者や体験希望者の姿も見られ、5月14日から集落の各地で新芽の摘み取りに追われました。芽吹きが良好で、霜害や病虫害がなく、きれいな一芯三葉が揃いました。収量は昨年を2割上回る5tを見込み、6月10日頃には「ほうそ茶」としてJAあしん広場で販売を始めます。

後継者の一人である三上恵司さん(69)は、ふるさとに恩返ししたいと、サラリーマンを5年前に定年し、神戸市から通いで実家の茶畑や水田の管理に励んでいます。集落外との交流による地域活性に意欲をみせ、この日は市外から茶摘みや田舎暮らしをしたい人を歓迎し、15aの新茶を収穫。三上さんは「新芽から生命力をいただき、自然の中で汗を流せることに幸せを感じる。のどかな山間に思いを寄せ、ホッと一息ついてほしい」と話しました。

香りさやかでやわらかな新芽を刈り取る農家