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直売野菜の栽培学ぶ/出荷会員の育成へ講座

2015.5.21

 JA阿新は野菜の栽培実習を通じて農産物直売所の出荷会員を育てる、直売チャレンジ講座を新設しました。「野菜作りに興味はあっても栽培や販売に自信がない」「経験はないけれど野菜の直売を始めたい」といった要望に応えました。小規模でも工夫次第で所得アップや農地保全につながる直売のノウハウなどをベテラン農家が指南します。

 農産物直売所は開設20年目を迎えます。消費者からは一層の品揃えの充実が求められているものの、出荷会員の高齢化が課題になっていました。そこで会員の掘り起しや育成確保の場として講座を計画。今年度は販売3億円の達成を目指します。ベテラン農家は「水田を活用し、小面積でもさまざまな種類や品種の野菜を組み合わせれば1年を通して効率よく生産できる。気軽に出荷できる直売の楽しさを知ってほしい」と話しました。
 講座は秋まで年5回を計画し、苗の植え付けや肥培管理、収穫、荷作りなどを無料で実習できます。5月16日に第1回目の講座を新見市内で開き、Uターンして農業を志す女性や家庭菜園からのレベルアップを目指す女性ら9人が参加。ナスやピーマンの植え付けなどに汗を流しました。女性は「直売は自分のスタイルで取り組めるので興味があった。実習を就農準備に役立てたい」「現場に即した技術を学び、安定生産できるようになりたい」などと意欲をみせます。

ナスの苗を植え付ける受講生
ナスの苗を植え付ける受講生