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リンドウ100万本へ余念なし/ふるさと小包やネットで全国発送

2018.7.5

JA阿新花卉部会が生産する特産切り花リンドウの出荷が始まり、青紫の涼しげな色合いが夏を告げています。今年は農家41戸が4haで栽培。6月上旬から最も早い品種「ながの超極早生」「ながの極早生」が出始めました。新たに整備した選花場も順調に稼働し、農家は出荷本数100万本、販売5000万円の達成に向けて余念がありません。

徹底して取り組むのが蜂対策です。受粉によって花が傷み、日持ちがしなくなるからです。ほ場の周囲や天井をネットで覆い、蜂から守ることで1週間は花を楽しめるといいます。

リンドウの初出荷を喜ぶ中川さん(中)とJA職員(左)、RSK山陽放送「笑味ちゃん天気予報」の古米レポーター

6月18日には奥山亮部会長らが岡山市場に出向き、品質のそろいや安定出荷に向けた取り組みをPRしました。最盛期に県内山陽マルナカ各店でイベントを開く他、敬老の日の贈り物としても消費宣伝し、ネット販売や日本郵便ふるさと小包で全国へ発送する試みも始めます。

県内の山陽マルナカ各店と連携し、販売促進に取り組んでいます。
山陽マルナカで販売している新見産リンドウ

部会で出荷のトップを切ったのは、兼業で1aの栽培を始めたばかりの中川純子さん(62)。これまで選花場に勤め、切り花の長さや花の段数を振り分けて荷作りする選別作業を手掛けていました。部会長に誘われたのがきっかけとなり、仲間に加わりました。草取りや病害虫に対応に追われながら、1年越しで初収穫を迎えました。

中川さんは「自分で育てる難しさを痛感した。部会員やJAの担当者にアドバイスを受けながらやっと出荷にたどりついた。買ってくださる人に思いをはせ、先輩に追い付くくらいの物を作れるようになりたい」と笑顔で話します。