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ピオーネひと安心/豪雨乗り切り出荷/猛暑に引き続き警戒

2018.7.26

JA阿新ぶどう部会は、主力ブドウ「ピオーネ」の出荷を前に西日本豪雨に見舞われました。一部の園地で土砂崩れや冠水を受けたものの、7月22日に無事にハウス物の出荷にこぎつけました。農家は果実を確認し、「平年通りよい味に仕上がった」と安堵の表情を浮かべました。ただ、引き続き、猛暑に予断を許さない状況です。

部会は今年、314人が87haでピオーネを中心に栽培。この内、豊永地区のベテラン農家7戸が140aでハウス栽培を手掛け、2月末からボイラーで加温しながら室温や灌水を細やかに管理してきました。農家は大雨による熟れの遅れを心配しながら頻繁に情報共有し、生育を見守りました。

出荷初日には1.5tが集まりました。梅雨明けから好天が続いたことで酸味が抜け、糖度が高く香り豊かに仕上がりました。果粉もきれい付き、農家は品質や食味に太鼓判を押しました。

ハウス物は、8月9日まで大阪、姫路、岡山の各市場に出荷。猛暑による高温で品質を損なわないよう細心の注意を払い、30tの出荷量で6000万円の販売を見込みます。

猛暑に対してJA担当者は「灌水を徹底し、暑さをしのぐしかない」と警戒します。田中邦男部会長は「影響が心配されるが、ハウス物で目標を達成し、9月上旬から出始める露地物の販売に勢いを付けたい」と先を見据えます。

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豪雨を乗り切り、出荷を始めたハウスピオーネ
ハウスピオーネの仕上がりを確認する農家