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リンドウなど好調/市場や共進会で評価/豪雨や猛暑で対策入念に

2018.9.21

JA阿新花き部会が生産する、切り花が市場や関係者から高い評価を受けています。今年は豪雨や猛暑、台風で一部のほ場で被害を受けましたが、細やかな対策や管理で平年を上回る品質と収量を確保しました。主力のリンドウは、9月上旬の時点で73万本を出荷し、前年を1割ほど上回る好実績で推移しています。

新見市花き共進会で審査員を魅了するリンドウなどの切り花

産地の半分に当たる2haが7月豪雨で浸水し、株の腐れや茎枯れなどの影響が出ました。猛暑による高温障害も追い打ちをかけました。しかし、全ての農家でハチ避けネットの設置を徹底した他、寒冷しゃによる日よけや病害防除を繰り返すなど入念に対策を講じました。

JAが新たに整備した選花場も選別箱詰めのスピード化や品温管理を実現し、大阪、広島、岡山の各市場からの評判は上々です。担当者によれば、「日持ちが良く花の傷みがないので扱いやすい。1本でも多く出荷してほしい」と引き合いが強まっているといいます。草丈が短いため、従来は規格外になっていた裾物も新たな販路を確立し、出荷量の底上げにつながりました。

19日には共進会を開き、今年の出来栄えを審査しました。各農家がリンドウや菊、トルコギキョウの29点を出品。紫やピンク、白、えんじ、橙など鮮やかでボリュームのある姿が会場を彩り、審査員を魅了しました。特に見た目が優れてよく揃っている13点が入賞し、最優秀の新見市長賞には田辺薫明さんのリンドウが輝きました。

入賞した13点の切り花