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ピオーネ品質一番へ/技術つなぎ切磋琢磨/共励会で産地アピール

2018.9.23

JA阿新ぶどう部会は今年、豪雨や猛暑など厳しい栽培環境を乗り越え、高品質なピオーネを作り上げました。JAをよりどころに会員314人が技術と情報を共有しながら、品質ナンバーワンの威信と誇りをかけて栽培管理に汗を流しました。9月21日に新見市で開いた共励会でレベルの高さを示し、県知事賞には田中邦男さんが輝きました。

真っ黒な大玉で房型も良好なピオーネが集まった共励会

7月豪雨とその後の高温少雨の影響を最小限に食い止め、9月上旬から出荷を本格化させました。前年を上回る品質を確保し、果皮の色づき、房の大きさは抜群に良い。ピーク時の10月初旬には東京、大阪、広島、岡山の各市場に日量35tを送る計画で、シーズンを通して11億円の販売を目指し、適期収穫と念入りな選別に努めています。

 

共励会では昨年を大幅に上回る65点が集まりました。粒の大きさ、糖度、食味、香りなどを厳正に審査し、全ての項目で県が定める生産目標を上回りました。特に果粒は20gを超える大玉となり、糖度は平均18度を超え、過去10年の平均を上回るほど甘く仕上がっていました。

特に優れた15点を選び、この内、県外からのIターンによる新規就農者6人が入賞。産地が培ってきた高い技術がしっかりと若手に受け継がれている結果となりました。

 

審査長を務めた新見農業普及指導センターの山下明徳所長は「農家にとって苦労の多い年となったが、外観、食味ともすばらしいものが揃い、レベルの高い共励会となった。さらに生産技術の研鑚に努めてほしい」と評価しました。