旬の話題

あしん広場からふるさと発信 特産加工品イベント販売(女性部)

2015.6.8

JA阿新女性部は、農産物直売所からふるさとの魅力を発信しようと、地域おこし産品の販売イベントを展開中です。支部ごとに郷土料理や旬の農産物を用いた家庭料理、加工品などを創意工夫して作り、1日限定で提供します。6月6日に「けんびき焼き」を振る舞った井倉支部の三吉孝美支部長は「自分たちが暮らす土地の自慢できるものを次世代や消費者に伝え、交流を広げたい」と思いを語りました。

けんびき焼きを販売する井倉支部の部員
けんびき焼きを販売する井倉支部の部員

 販売イベントは、食と農業、その背景にある自然や文化、気候風土といった郷土の魅力を女性の視点で見つめ直そうと、昨年度から始めました。これまで郷土料理の「けんちんそば」「たかきび団子汁」の他、「笹団子」「べんがらむしパン」といった新たな特産加工品や旬の野菜を使った惣菜などがお目見えしました。農産物直売所を拠点にしたイベントを通じて交流人口を広げ、地域の活性化につなげます。

 「けんびき焼き」は、新見市南部の畑作農家に伝わる郷土料理の一つです。甘いあんを小麦粉で包み、ミョウガの葉でくるんで焼き上げました。麦刈など春の農作業がひと段落する頃、疲れた体を癒すために家庭で作って食べてきたといいます。肩こりの方言である「けんびき」からこう呼ばれます。

 部員たちは対面販売を通じて、郷土料理とともに語り継がれてきたエピソードなどを買い物客に伝えています。この日は約1000個を販売し、市外から訪れた買い物客は「ミョウガの爽やかな香りに食欲をそそられた。ここにしかない食文化にふれられるのも直売所の楽しみ」と話しました。