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土づくりでうまい米を/資材散布の作業支援/戸別訪問で施用拡大

2018.12.7

JA阿新は、米の食味向上と安定生産に向け、土づくり資材の活用を進めています。散布作業を請け負っている他、今年度は戸別訪問による提案相談にも力を入れ、施用を呼び掛けました。前年を2割上回る115haに広がり、稲刈り後から随時、散布を済ませました。異常気象に強い稲作や農家の省力化につなげます。

散布作業の請負による土づくりの支援

産地では、耕畜連携による土づくりを基本とした良食味米の生産に重点を置きます。近年は夏の高温や日照り、相次ぐ台風など気象変動に対応する観点からも必要性を呼び掛けています。ただ、農家の高齢化などによる労力不足を背景に、土づくりを十分にできない水田が増えていました。

そこで、今年度はJAグループ岡山の担い手サポートセンターやメーカーと協力し、7月の推進を強化しました。JAに米を出荷する生産者を対象に100戸余りを訪問。実情を聴きながら相談にのり、散布請負事業などの利用を提案しました。

散布する土壌改良資材には、米の食味向上に役立つとされる「苦土」や「ケイ酸」などをバランス良く配合します。堆肥は、JA阿新オリジナルの環境保全型有機堆肥「すずらん堆肥」。和牛生産が盛んな管内の畜産団地で生じる牛・豚・鶏の堆肥をバランスよく配合し、混和散布にも応じます。

ここ数年、散布をしていないという農家は「手作業での散布が重労働だった。散布までしてもらえると助かるし安心できる」と話しました。

JA営農経済部は「良食味米産地の確立に向け、JAが相談機能や作業支援で役割を発揮したい」としています。