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猪肉もっと手軽に/初めてでも食べやすく/缶詰め、肉味噌が好評

2018.12.19

JA阿新の農産物直売所「JAあしん広場」で、野生の猪肉を手軽に味わえる加工品が好評です。塩漬けやそぼろにした缶詰め、肉みそなど種類が増えており、そのまま食べられるのが魅力になっています。中国山地で捕えたイノシシを適切に食肉処理し、ジビエが初めての人にも食べやすく仕上がっています。

猪肉をそのまま手軽に味わえる缶詰め

加工品は田畑を荒らす厄介者のイノシシを地域資源として有効活用しようと、猟師や米農家が手掛けました。精肉も販売していますが、食べ方や調理法が分からなかったり、食べ慣れていなかったりして購入を戸惑う消費者もいました。そこで猪肉に興味を持ってもらうきっかけにしようと、3年前にコンビーフ風の缶詰め「コン猪」を発売しました。おつまみやサラダの具材などによく合い、リピーターを増やしています。

今秋には、第2弾となる「山椒とオレンジの猪そぼろ」が登場しました。甘辛く煮た猪肉のそぼろにタマネギの甘みや山椒、オレンジの香りが漂う、さっぱりした味わいです。そのままごはんや野菜に添えたり、ピザの具材に使ったり、さまざまな食べ方ができます。各缶詰めとも、手頃な税込500円で販売しています。

「フードアクション・日本アワード2018」の100産品に選ばれた肉味噌

米農家が開発したのが「里山新見のめぐみジビエ肉味噌」です。地元産米を地元のおかずでおいしく食べてほしいとの思いで開発。ひしお味噌で猪肉のうま味を引き立て、香りと程よい辛みが食欲をそそります。米の消費拡大と合せたジビエの利用促進の取り組みは全国でも珍しく、2018年度の「フードアクション・ニッポンアワード」の100産品に選ばれました。

 

生産者の一人は「猪肉のファンが若い人に増えている。もっと身近で手軽な食材として多くの人に味わってほしい」と話します。

JAあしん広場のジビエコーナー