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技術のバトン次代へ着々と/産地力底上げ/JA阿新ぶどう部会

2019.2.10

JA阿新ぶどう部会は、産地が培う高品質ピオーネの生産を若手に継承し、産地力の底上げに成果を上げています。販売高は右肩上がりで、2018年度は過去最高の10億7600万円を売り上げました。新人が共励会で入賞を果たすなど、部会で取り組む技術の高位平準化が浸透します。

18年に就農した山田憲次さん(35)は初出荷で共励会に入賞しました。大阪から移住し、土を触るのも初めてでしたが、「作るからには品質にこだわりたい」と新見市で「ピオーネ」を栽培します。住居や園地の準備など不安はありましたが、「先輩が親身になってくれた」と周囲に支えられ、36㌃の経営基盤を整備。先輩の下で作業を覚えました。昨年、部会に入会し、秋の初出荷にこぎ着けました。

山田さんは「師匠のアドバイス通り作った結果が認められた。産地で取り組む基本技術を守ってやれば、自分でもできる」と、部会員で培った技術継承が自信の源といいます。「毎年入賞できるよう技術を磨き、品質アップを目指したい」と一層の飛躍を誓い、せん定作業に励みます。

2年目の飛躍を誓い、「ピオーネ」作りに励む山田さん夫妻