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最高の晴れの日に/新見プレミアムりんどう/ブランド化への挑戦

2019.3.11

JA阿新花卉部会は、新見のリンドウの生産拡大と消費宣伝に向け、新たな戦略に乗り出します。今シーズンは、独自に育成したオリジナル品種を本格的に導入して「プレミアムりんどう」としてブランド化を進める他、ピンク系品種の出荷拡大を見据え、新たな需要の掘り起しも狙う。乾燥加工させたドライフラワーの商品化にも取り組み、切り花にとどまらない花の魅力をPRします。

ブランドイメージの確立に向け制作したポスター

認知度を高めようと、まず制作したのが斬新なデザインのポスターです。葬祭や仏花の印象を払しょくするためブライダルでイメージアップを目指します。純白のウエディングドレスを身にまとった女性がピンクと白の花色のブーケを胸に抱えます。特別な花を最高の晴れの日に活用してほしいとの思いを込め、モデル協力する女性は「若者に興味を持ってもらい、もっと知ってほしい」と応援します。

「プレミアムりんどう」は、奥山亮部会長が5年がかりで育成した晩生品種で紫系の「奥の秋風」とピンク系の「大奥」です。10月下旬から11月上旬に出荷を迎え、秋にふさわしい趣深い色合いが特徴です。この内、「奥の秋風」は今春、部会で8㌃6000本の苗を新植します。2年後には3万本の出荷を計画します。

ドライフラワーは昨シーズン、アクセサリーの材料として商品化の目途が立ちました。豪雨被害を受けて切り花として出荷できない花の部分だけを乾燥加工。専門店の協力でアレンジメント、コサージュ、ピンバッジ、ピアス、ブローチ、かんざしなどを製品化した他、東京の専門店にも部会長が出向いて売り込み、評判は上々でした。今秋からJAを通して出荷したい考えです。

奥山部会長は「あらゆる機会を通じて新見のリンドウの魅力を広げ、ブランドを確立したい」と意気込みます。

リンドウのドライフラーで作ったスラッグやブローチ