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直売野菜の生産強化へ ハウス導入や技術習得を支援

2015.6.24

JA阿新は直売向け野菜の生産力を高めるため、新たな生産者の育成確保と併せ、

2回目の直売チャレンジ講座で、ナスの管理作業を学ぶ受講生
2回目の直売チャレンジ講座で、ナスの管理作業を学ぶ受講生

ハウス導入の支援に乗り出します。多品目野菜の周年栽培と販売ノウハウを実践しながら学べる「直売チャレンジ講座」を春から開講している他、ハウス新設に対して被覆資材ビニールの無償提供も始めます。定年帰農や家庭菜園のステップアップ、「水稲+野菜」の複合経営などを後押しし、農家所得の向上を目指します。

直売向け野菜の生産拡大には、自給的農家の潜在能力の掘り起しや冬場に栽培できるハウス施設の導入などが必要と判断しました。出荷会員の中には、山間部の限られた農地を有効に活用して少量でも多品目の野菜を周年出荷している事例があります。そこでJAは技術習得と施設整備の両面から生産基盤のてこ入れを進めることにしました。

 

 新たに始めた講座では、模範的な直売型農業を生産現場で学んでもらい、出荷会員のレベルアップや新規出荷につなげます。6月17日に開いた2回目の講座には7人が参加し、ナスの管理やキュウリの収穫を実習した他、ミニトマト、ネギ、スイカ、トウモロコシ、ニンジンなどの栽培ノウハウを農家から教わりました。参加した女性は「いつも途切れなく畑に野菜がある栽培体系に驚いた。売れる野菜を作るため、出荷時期を見据えた作付けを考えたい」と話しました。
 新設ハウスへの支援は、野菜など園芸品目の生産だけでなく、水稲育苗に利用する場合も対象にしました。水稲農家にハウスの有効活用を促し、野菜の栽培にも役立ててもらいます。ハウスの申し込みは市内農家を対象に7月から受け付けます。