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関西仏花でリンドウ商機/加工用に調製出荷/規格外の販路にも

2019.8.6

JA阿新は、特産切り花「リンドウ」で、通常より茎が短い仏壇飾り向け「関西仏花」での商機をつかみました。シキミや小菊、輪菊、洋花とセットにして販売する大阪の切り花総合商社とニーズが合致。従来の規格外品も活用できるようになり、出荷本数の拡大や農家手取り向上に期待が高まっています。

「関西仏花」の取引は、花のボリュームや日持ちの良さなどがJF鶴見花きから評価を受け、昨年から始まりました。従来の規格は花2段以上、長さ50㎝以上でしたが、特別に短い規格で出荷調製します。業者は茎や葉をカットして短く加工する手間やコストが不要になり、産地は規格外品を販売できます。昨年は西日本豪雨で被害を受けた切り花の販路になり、産地で過去最高の出荷本数110万本達成に結び付きました。

 

1本当たり単価も決まっており、相場の影響を受けることなく安定した販売を見込めます。茎の曲りや花の段数不足で規格外になった中からも出荷でき、8月に入ってから日量1万本以上の需要に応えています。

担当者は「一つ一つの花は鮮やかでどれも見劣りしない。1本でも多く収穫してほしい」と呼び掛けます。

花卉部会の奥山亮部会長は「品質にこだわったリンドウを1本でも捨てずに使いたいという思いにしっかり応えたい」と力を込めます。

関西仏花向けの特別規格リンドウ