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書類くずを敷料に/おが代替で子牛快適

2015.7.3

JA阿新は、木質バイオマスの需要の高まりで和牛の敷料に使うおがくずが高騰しているのを受け、この春から書類裁断くず(PSD)の活用を試験的に始めています。JA本所や県地域事務所で廃棄処分していたものを回収し、おがくずの代替えに再利用します。

子牛の敷料におがくずと書類裁断くずを混ぜて使うJA直営牧場
子牛の敷料におがくずと書類裁断くずを混ぜて使うJA直営牧場

保温性や速乾性が高いPSDは、コスト削減をはじめ、牛舎の環境改善、牛のストレスや感染症の軽減、冬場の保温性などが期待できます。高温多湿で牛のストレスがたまりやすい梅雨時期に入っても、敷料の乾きが良く、快適な環境を維持するなど効果が見え始めました。

担当者は「牛舎の臭いが減った他、子牛が下痢や感染症にかかることも少なくなった」と話しています。堆肥としての効果や敷料の入れ替え作業にかかる労力などを実証し、本格的な活用を進めます。

JA畜産課は「事務で発生する可燃廃棄物を有効活用できるので、JA部署内や関係機関などにも呼び掛け、PSDを確保したい」と話しています。