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夕方も地元産どっさり/地産地消へ直売拡充/Aコープあしん店

2020.2.5

種類豊富に並ぶ地元産野菜を品定めする買い物客
売り場を2倍に広げ、種類、量ともに充実するAコープあしん店直売コーナー

JA阿新は、地産地消の拡大に向け、生活購買店舗「Aコープあしん店」での地元産農畜産物の販売強化を進めています。JA自己改革に掲げる農家所得増大と地域活性化の取り組みの一つ。店内に設置する直売所を2月から従来の2倍に広げて野菜や加工品などの品ぞろえを充実させました。地元産に徹底してこだわり、地域に根ざすJAならではの店舗運営で住民とのつながりを深めます。

同店は食品スーパーの様式に直売所を併設。新見市内で生産した新鮮な野菜などを精肉や精米、鮮魚など他の食材と一緒に提供します。ただ、売り場が狭く、午後には売り切れが目立ち、会社勤めをしている女性ら夕方の買い物客のニーズに十分に応えられないのが課題でした。

直売所には、生産者633人が会員登録。小さな畑で栽培する少量多品目の野菜を中心に手作りみそやコンニャク、餅、漬物、クッキー、おこわなども揃うようになりました。山菜やキノコ、ブドウなど四季折々の多彩な変化も楽しめます。

1日には早朝から生産者が次々と野菜を出荷しました。旬のレタスやネギ、ホウレンソウ、コマツナ、カリフラワーなど、店舗の外までどっさり並びました。商品には生産者の氏名だけでなく、レシピや機能性などの情報も新たに加えて消費宣伝します。種類は40品目を超え、従来の2倍以上を売り上げました。

買い物客は「安心だからいつも利用する。種類が増え、買い物がより楽しくなった」と歓迎します。

年間で50品目以上の野菜を育てている会員の畑裕さん(80)は、ホウレンソウやミズナ、シュンギク、タカナなどを出荷中です。「地元の農産物の魅力をもっと知ってもらう場となってほしい。地元の人にしっかり食べていただけるとうれしい」と期待を寄せます。

タカナを収穫する出荷会員の畑さん夫妻
直売コーナーリニューアルに合わせて開いた地産地消フェア。節分恵方巻きや千屋牛焼き(まんじゅう)、千屋牛コロッケなどを店頭でPR販売しました。