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千屋牛の肉質上々/上物率89%/JA阿新肥育部会

2015.8.4

国内最古の蔓牛をコンセプトにブランド牛肉「千屋牛」を生産するJA阿新肥育部会は、この夏に開いた枝肉共励会で上物率89%を確保しました。2年連続で100%の達成とはいかなかったものの、ロース芯面積が広く、肉質のきめや締まり、色つやともに上々でした。淡い赤色で網目のように美しいサシが入った肉質が購買者から高い評価を受けました。

共励会で表彰を受けた(有)哲多和牛牧場の関係者
共励会で表彰を受けた(有)哲多和牛牧場の関係者

千屋牛の素牛は、全て県内産の子牛に限定しているのが特徴です。同部会の3つの農場が地元の繁殖農家から子牛を導入し、市内で18か月間、指定飼料を与えて育てています。近年は肉質やブランド知名度が高まっているものの、子牛相場の高騰や繁殖農家の減少などで厳しい経営が続いています。今年度は752頭の出荷を計画しています。

今年の共励会には19頭の出品があり、7月下旬に岡山市で審査しました。この内、7頭が最上級の「5ランク」の格付けとなり、最優秀賞には(有)哲多和牛牧場が出品した去勢牛を選びました。セリで全頭を完売し、㎏平均単価が2400円を超す高値が付きました。JA畜産課は「全体的にロース芯面積が広く、バラの厚い皮下脂肪の薄いバランスのとれた枝肉が多く、肥育技術の高さを示すことができた。千屋牛の肉質軟らかで濃厚で上質なうまみを味わってほしい」と話しています。