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米食味ランク「特A」へ/産地一丸でおいしい米作り/水稲担い手部会

2015.8.20

JA阿新水稲担い手部会は、主要銘柄の「コシヒカリ」「きぬむすめ」で、食味ランキング最高クラス「特A」の獲得に産地一丸で乗り出しました。8月19日に市内で開いた総会に農家ら110人が集まって申し合わせた他、昨年産米で初めて実施した食味コンテストの上位農家を表彰して意欲を喚起しました。次作に向けて栽培技術の検証などを進め、おいしい米作りをけん引していく方針です。

26年産米の食味コンテスト「コシヒカリの部」で表彰を受ける農家
26年産米の食味コンテスト「コシヒカリの部」で表彰を受ける農家

 当産米は卸業者や消費者らからおいしいと好評で販路も十分にあるものの、品質や食味の良さを裏付ける決め手がありませんでした。農家経営は近年の米価低迷や価格競争の激化で厳しさを増している上、環太平洋連携協定(TPP)の行方も懸念されます。こうした背景から食味で差別化を図って販売促進し、再生産可能な米価水準の確保を目指します。

 総会で新部会長に選ばれた小郷昌一さんは「より高く売れる米を作るため関係機関と力を合わせて特Aを獲得し、再生産価格を実現したい」と意欲をみせました。JAの山本日吉司組合長は「今年産米のJA概算金は、前年を1000円以上(60㌔)上回る設定を考えている。将来的な米価アップに向けて担い手部会とともに食味値の向上に取り組みたい」と述べました。